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turbo717's Activity 

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Rabanal1

サンティアゴへの巡礼路 その第6夜
→ASTORGA(アストルガ)《258.5km》→RABANAL DEL CAMINO(ラバナル デ カミノ))《237.9km》 36.8km

アストルガ(Astorga)の歴史は古く、ローマ時代の名はアストゥリア・アウグスタブ。これが短縮されてアストルガとなったのであろう。今もローマ時代の市壁に囲まれている。

アストルガはレオンと共に、アントニオ・ガウディの建築物があることで有名。
今は、アストルガ巡礼博物館として使われている建物は、ガウディが設計したアストルガ司教の宮殿(司教館)であった。
ガウディの設計によるネオ・ゴシック風の奇抜なデザインに、教会側が難色を示し、途中から別の建築家が引き継いで完成さた。屋根部分がそれである。
しかし、ガウディは雪の多い地方で、雪が積もったときに壁の色が見映えるように設計したらしい。
建物は、サンタマリア教会と対峙し、今は落ち着いた佇まいであるが、曲線などはモダンな感じ。色艶のタイルなども使われ、モダンなッ感じ。

ホテル・ガウディや、カフェ・ガウディなどのガウディの名をとった店や建物で溢れているのは面白い。


Astorga_el Palacio episcopal
Astorga_el Palacio episcopal アストルガ 司教館  Hospital de Orbigo






Santa Catalina de Somoza
Santa Catalina de Somozaにおけるcamino スタイル

長い杖は重宝(下記) またポシェットがすごく便利であった。


さて、caminoを行く必需品がここアストルガの店にあった。すなわち杖と帆立貝、瓢箪。
サンティアゴ巡礼のシンボルは帆立貝。
ローマなら十字架、エルサレムはヤシの葉である。なぜサンティアゴ巡礼が帆立貝であるかは謎であるが、ヤコブの遺骸が流れ着いたときの幻影に基づくものであるらしい。海産物が多い地域であるためかもわからない。
瓢箪はぶどう酒を入れて歩いたという象徴。

絵のような長い杖が目を引いた。2m近い。帆立貝と瓢箪。さっそくこれを買い求めたが、直後に後悔した。しかし、次第に愛着がわき、しかもしぐく便利であることを発見。下記

しかし、これが今、日本にあるということは、残りの260kmくらいをこの杖に頼ってあるいたということである。
長すぎて、ロストバゲージになったこと3回。よく日本まで運ばれたものだと感心しているところである。


camino姿

□CAMINOを歩く靴・・2cmくらい大きめの靴がよい。靴下2枚など重ねてもまだ余裕があること。
むくみが生じるので、その分大きくないとかならず足にダメージ。

□サングラス・・夏から秋は必須。日差しが強いため紫外線をさける工夫が必要。下を向いて歩くと、サングラスに汗が落ちるので、姿勢矯正にも役立つ。

□杖・・ほとんど杖を持ち歩く。トレッキング用の杖。
カミノを象徴する長いステッキは次の点で便利であった。国道を行くとき、CAMINOが歩く!ことを主張でき、車が避けてくれる、疲れたときにもたれることが出来る、ベンハーのように方角を指し示すことができる、梢に成ったりんごなどを取ることができる、深いぬかるみでは側道から落ちないようにささえとなってくれる、階段を降りる時や、坂道の下りのときに支えとなる、疲れたとき、杖をこぐようにして先に進むことができる  などなど。
□懐中電灯・・朝は8:00まで真っ暗(8,9月)。懐中電灯は必須。LEDヘッドライトが最適。(軽量、長持ち)
□リュック・・50Lくらいの大きさに、10kgくらいの荷物が限度。マットも巻いていくと重宝。道中、空き地に敷いて寝ることができる。
□ポシェット・・意外と便利。デジカメなどの小型のもろもろ(ノート、地図、磁石、豆単、ガイドブック、コイン、ペットボトルなどを入れておく。リュックを降ろさなくてもよい。) 3kgまで。




上の絵はAstorga_el Palacio episcopal アストルガ 司教館  Hospital de Orbigo(90°am10:00 Google Earth 地名=Astorga 位置情報 42.456225,-6.058224) 

(2年前の絵再掲、サイズを変えています。カラーを補充しています。)

下の絵はSanta Catalina de Somozaにおけるcamino スタイル(240° am11:00 Google Earth 位置情報 42.456225,-6.058224strong> 

Google Earthのpositionを掲載しています。North,Eastは+、South、Westは-記号がつきます。)



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